現在KITIでは、都内の新築戸建て「深沢プロジェクト」の計画を進めています。
この住まいは、カフェを併設した建物です。設計段階から検討を重ねてきた空間が、少しずつ実際の建物としての形を見せ始めています。
今回は、工事の進捗状況をご紹介します。
建物の骨格が立ち上がる「軸組工事」

5月の大型連休明けには、建物の骨格を組み上げる軸組工事(建て方)を行いました。
軸組工事は、柱や梁を組み上げながら建物の全体像を立ち上げていく重要な工程です。当日は職人さんや荷揚げ屋さんなど約10名が集まり、2日間かけて作業をすすめました。
図面上で検討してきた建物が、実際のスケールで立ち上がる瞬間は、設計者にとっても特別な時間です。
木造建築の強さを支える仕組み

工事中の現場では、壁が施工される前の段階のため、仮設の木材を用いて建物の強度を確保しています。壁材を貼ったタイミングで取り外し、完成後には見えなくなる部分ですが、安全に工事を進めるための大切な工程のひとつです。
また、木造住宅は柱だけでなく、壁などの「面」によって建物全体の強度を高めています。工事が進むにつれて、建物の構造がどのように完成していくのかも見どころです。
梁を見せる吹き抜け空間

深沢プロジェクトでは、開放感のある吹き抜け空間を計画しています。
この空間では、梁を隠さずにあえて仕上げとして見せるデザインを採用しました。そのため、工事中は完成時の美しい状態を保てるよう、汚れや傷がつかないようにダンボールで養生を行っています。
完成後には吹き抜けの大きな空間と、梁の存在感が住まいの魅力のひとつとなる予定です。
窓や建具の取り付けもスタート

現在は、窓や建具の取り付けも進んでいます。
建物の輪郭だけだった状態から、少しずつ室内外の境界が生まれ、全体の雰囲気も見え始めてきました。
これから内装工事が進むにつれて、設計段階で描いていた住まいの形がさらに具体的になっていきます。
完成に向けて

現場では日々、多くの職人さんの手によって工事が進められています。
図面だけでは見えなかった空間の広がりや、光の入り方も少しずつ見え始め、完成がますます楽しみになってきました。
今後も深沢プロジェクトの進捗をお伝えしていきますので、ぜひご覧ください。