“KITI”のアソビ#04アートと食と大地を感じる社員旅行【前編】

さて今回の記事は今更感はありますが……

昨年の7月に行った、KITIはじめての社員旅行についてです。

1泊2日の目的地はKURKKUFIELDSDAICHI ISUMIの2か所。

社員旅行なので親睦や労いの場でもありますが、アートに触れ、ありのままの自然を感じ、各々の感性を磨くための2日間にしたいとの狙いもありました。

まずはじめに向かったのは、千葉県木更津市の牧場「KURKKUFIELDS」。
動物・食だけでなく、アートやアクティビティなどが点在しているユニークな牧場です。

自然×アートの世界観に触れる

せっかくなので、園内のアート巡りをしてみました。
草間彌生、増田セバスチャン、カミーユ・アンロ……国内外の名だたるアーティストの作品が自然の中に調和しながら佇んでいます。

「アートとは?」「この得も言われぬエネルギーはなんだろう」

宝探しを楽しむように、思い思いにアートに触れた時間でした。

地中に溶け込む図書館でゆるやかなひと時

雨に降られながらアートを巡るうちに、この旅の大きな目的でもあった地中図書館へ入場する時間となりました!

通常は宿泊客以外入れないのですが、事前予約をしておけば一般客も利用可能な施設です。

さて、地中図書館と名付けられただけあり、丘陵地の地中へ隠れているのが特徴。
遠くからだと存在が分からず、完全に自然に溶け込む建物です。

早速中に入ると、そこには壁一面に本が並ぶ空間が広がっています。

低い天井に、所々現れる奥まった小さなくつろぎスぺース。
まるで洞窟に入っているかのようなおこもり感と、地上とはまた違うゆったりとした時間が感じられます。

さらに進むと、地中にいるとは思えないほどの大空間が登場。
地中なのにまるで太陽がすぐそこにあるかのような、優しい光が降り注ぐ不思議な空間……

またひとつ、設計がもたらす魔力を感じられ、各々の引き出しが広がった時間でした。

命にふれ、楽しむ食の時間

図書館の構造や、そこに流れる時間を堪能しているうちに、あっという間にお昼ご飯の時間。
園内にいる限り、食に困らないなと感じるほどの充実具合です。

食材で季節の移ろいを感じられるレストラン・牧場らしい濃厚なソフトクリーム・ジビエのソーセージ・農場の恵みを生かしたお菓子屋さん……せっかくなら全部行こう!

駆け足で園内をめぐります。

牧場なので緑地が多く、子供たちも楽しそうに駆け回っていました。

自然・人・アート・食……

自然の環の中に成り立っているこの場所を訪れることで、メンバーの建築や設計に対する造詣が深まるきっかけになりました。

さて次回はいよいよ宿泊施設の「DAICHI」へ……!