シンプルな素材選びと工夫で実現した収納と打合せを両立させるKITIの事務所づくり

私たちKITIの新事務所では限られたスペースを最大限に活用するために、25φという細い単管パイプを活用した設えを採用しました。打合せスペースでありながら、材料や道具の収納も同時に実現させ、スマートでありながら機能的な空間づくりを目指した、私たちの新しい打ち合わせスペースをご紹介します。

最小限の素材で最大限の機能性を

事務所内の収納棚、イス、在庫している材木の仕切りは、すべて細いスチールパイプで統一感を持たせて組み上げています。棚板には自然な風合いのラワンランバー材を選び、必要最小限のカタログや打合せ用のサンプルを置くために奥行きをコンパクトに設計しました。

テーブルの天板には耐久性に優れたグレーのポリランバーを採用。イスもシンプルな構造にこだわり、ラワンランバー材の座面と組み立てたパイプフレームの脚部に、床を傷つけないよう配慮したゴムベース材を使用しています。

工夫を凝らした空間の仕切り方

カーテンレールの設置も独自の工夫があります。パイプを壁面に突っ張り、垂木にビス止めしたアルミのカーテンレールをパイプジョイントに固定して吊り下げる方法を採用しました。

キッチンスペースは資材置き場として活用するため、垂木で枠組みし、ツインカーボで簡易的に作った建具をレールに流して仕切っています。まだ取り付け途中ですが、今後はカーテンレールで立てかけてある板材等も仕切る予定です。

お客様を迎える空間としての配慮

この空間のメイン用途は打合せスペースです。ただ、倉庫機能も兼ねているため、多くの資材を保管しながらも、お客様から見えないように隠し、すっきりとした印象の空間づくりを心がけました。また、打合せでよく使用するものはテーブル横の単管ラックに並べて収納することで、使い勝手の良さも追求しています。

シンプルな素材と明確な目的意識が生み出した、KITIらしい機能的でありながら洗練された空間。これからの打合せや創造的な活動の場として、活躍してくれるはずです。