世代を受け継ぐ①

この物件は、私の御祖母さんが住んでいた住宅。今は、母の姉が住んでいる。
この物件のリノベーションをまかされた依頼者は、親父が会社の経営に携わっていた会社の社長からだった。
『この家に、本社を移動させたい!!』これが最初の依頼だった。

その依頼をうけてから、始まった、多くの確認。
既存住宅の物件の間取り、構造、性能、建物内の住宅部分の構成、更には、今後、この物件に移動した先の、会社のビジョンまで、確認していく事になった。

設計にかかわること、施工にかかわる事は当たり前だが、会社のビジョンにまでかかわる事が大きなポイントになった。

事業内容は、土木業。

今の時代に、働き手を集める事が一番困難とされる職種。

働き手があつまらなく、会社を締める事業者がどれだけ多いい事か、働き手が集まらなくて、高齢の方だけで、なんとかまわしているような会社がどれだけ多いい事か。

そんな事業を、これからも多くの人若い人に興味をもってもらい、男性にも、女性にも集まってもらいたい。海外の夢を持った人に働いてもらいたいという、会社によりしていきたい。その為にも、本社を魅力的な魅力的でモダンで、それでいて、モノを大切にしている要素を表現したデザインにしてもらいたいという社長の強い気持ちをうけ、

このままだと先細りな事業にを、何とか太く、強い会社になるよう、最大限、力さを注ぐことにした。